価値創造の日々を

価値創造の日々を

常に「いよいよ」「さあ、これから」の心で

日蓮大聖人
「極楽百年の修行は穢土の一日の功徳に及ばず」十年分、百年分に匹敵する一日一日を生き抜こう!

イメージ 価値創造の日々をのイラスト
 
新会員:

創価学会の「創価」とは、どういう意味なのでしょうか。

 
先輩:

創価」という言葉は、「価値創造」という意味です。この言葉は、初代会長牧口常三郎先生と第2代会長戸田城聖先生の師弟の語らいのなかで生まれました。牧口先生は、「最高の価値を創造して最大の幸福を獲得する、それが人生の目的である」と述べています。

自らの意志と努力で価値を生み出した分だけ、人生を彩る喜びや楽しみが増えます。
いわば、人生は、“どれだけの価値を生み出せるのか”という挑戦の連続であるといえるでしょう。

 
新会員:

そうはいっても、「順風満帆な日」ばかりではありませんが……。

 
先輩:

もちろん、人生には苦難や試練が伴います。
しかし、決して「苦労しないことが幸福」なのではありません。
空を自由に飛ぶ飛行機も、翼に「向かい風」を受けることで揚力を得ています。
私たちの人生も同様です。さまざまなカベや困難に立ち向かい、乗り越えることで、自らの生命を錬磨し、何ものにも崩れぬ真の幸福を築くことができるのです。

 
新会員:

たしかに、私の周囲を見回してみても、数多くの学会員が「価値創造の日々」を重ねていくことで確固とした幸福境涯を開いています。

 
先輩:

“価値を生み出す挑戦”に、年齢や環境は関係ありません。
池田先生とも対談した、世界的歴史学者・トインビー博士は、80代になっても、毎朝6時45分に起床。
「ラボレムス(さあ、仕事を続けよう!)」という自らの「座右の銘」のままに働き続けました。
日蓮大聖人の仏法は、「本因妙の仏法」です。
ゆえに、その実践にあっても、過去の結果にとらわれたり、現状に安住したりするのではなく、“今の一念と行動によって未来を主体的に変えていく”という「本因妙の精神」が何よりも大切です。

 
新会員:

問われているのは、今この一瞬一瞬の私たち自身の一念なのですね。

 
先輩:

日蓮大聖人は、門下に対して何度も「いよいよ」と呼びかけられています。
「いよいよ強盛の信力をいたし給へ」(御書1143ページ)
「いよいよ信心をいたさせ給へ」(同1505ページ)
常に「いよいよ」「さあ、これから」と求道心を燃やし、広布の活動に、また、仕事をはじめとする現実の課題に全力で取り組み、一日一日をかけがえのない“価値創造の日々”にしていきましょう!