世界広布新時代第41回本部幹部会から(婦人部長あいさつ) 2019年5月10日

界広布新時代第41回本部幹部会から(婦人部長あいさつ) 2019年5月10日

永石貴美子 婦人部長
幸の対話で希望を拡大
 

 一、お元気な池田先生・奥さまと共に、新しい時代を晴れやかに前進できる感謝と喜びでいっぱいです。
 5・3「創価学会の日」「創価学会母の日」、5・5「創価学会後継者の日」、大変におめでとうございます(拍手)。
 栄光の「5・3」を凱歌で飾り、全世界の同志も祝賀しています。
 一、先日、行われたSGI研修会には、遠くアフリカ・コートジボワールからも、先生への感謝と求道の心にあふれ、40時間以上もの時間をかけて、30人の友が来日しました。
 東京での交流交歓会に参加したメンバーは、病気と闘う日本の女子部員の話を聞き、「私も信心で病を克服し、今は元気に体育教師をしています」と語り掛けました。そして、「お名前を教えてください。あなたの回復を帰国してからも祈りますから」と。その真心の言葉に、その女子部員は涙し、勝利を誓ったのです。
 “池田先生と同じ心”で前進する地涌の民衆の祈りは国境を超え、世界中で常に誰かを幸せにしているのだと実感します。  
 ある時、池田先生は「本当の偉人とはどういう人をいうのですか」との未来部員の質問に、「いかなる富、力、技術でも救えない一人の不幸な年配者を両の手でしっかり抱きかかえ、悩みを解決し、救いきっていく――そうした人こそ、真実の偉人であると思うのです」と答えられました。
 私たちは、出会う人々に、先生と同じ慈愛のまなざしをもって接し、自他共の幸福のために生き抜いていく。「創価学会母の日」は、「永遠に先生と共に、先生の心で」との生き方を後継の友に語り伝える誓いの日にしていきたいと思います(拍手)。
 一、今、全国の同志が、新たな広布の山へ、勇気の前進を開始しました。
 先生のご指導に、「『会う』ことから何かが始まる。何かを学べるし、自分の世界も広がる。(中略)民主主義の出発も、対話である。対話は、一人の人格を平等に尊重する営みだからだ」とあります。
 私自身、主義主張が違う親戚にも何度も会ってきました。対話を重ねる中で心が通い、先日も、会えたことがうれしいと本当に喜んでくれました。
 そして、人のつながりを大切にしていることをたたえてくれ、今では会うたびに、学会が社会に積極的に関わることへの理解と期待を寄せてくれるようになりました。
 地域の同世代の友人も、さまざまな社会状況の中で、人と人とのつながりが一番大切だと、皆、真剣に考えていました。
 対話によって、お互いの生きる力を増していく。対話が、社会を変え、世界を結び、希望の未来を創ります。
 まさに、先生・奥さまが世界に築いた人間主義の連帯を、一人一人が求めている時代を迎えていると確信します。
 さあ、婦人部結成の6月、そして師弟勝利の7月へ、「汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を禱らん者か」(御書31ページ)との立正安国の誓願を胸に、全ての人に幸の仏縁を広げ、民衆凱歌の新時代を築き上げていきましょう(拍手)。