〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉69 「9・8」に世界聖教会館が竣工 立正安国と世界広布の大言論城 2019年9月12日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉69 「9・8」に世界聖教会館が竣工 立正安国と世界広布の大言論城 2019年9月12日

慈悲の医療の体現者 ドクター部
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
酒井ドクター部長
石川女性ドクター部長
「深遠なる仏法」と「最先端の医学」を持ち合わせ、生命を守り、慈しむドクター部の友(8日、信濃町の広宣会館で行われた、9・15「部の日」記念の首都圏幹部会)

 原田 池田先生が小説『新・人間革命』を完結されて1周年となる9月8日、東京・信濃町の総本部に「創価学会 世界聖教会館」が竣工しました。

 永石 この日に寄せて先生は、聖教への思いと、その使命を「聖教新聞 師弟凱歌の碑」として記してくださいました。

 原田 「広宣流布とは言論戦である。仏法の真実と正義を叫ぶ、雄渾なる言葉の力なくして、創価の前進はない」から始まる碑は、会館の入り口に設置されています。

 長谷川 11月の開館に向け、いよいよ聖教拡大の好機です。8日付からは紙面も刷新されました。

 永石 題字の右横に「日付」が移動したことで、四つ折りにした際も、紙面が見やすくなりました。早速、無冠の友の方から「日付がすぐ目に入り、非常にうれしい」などの声が届けられています。

 長谷川 「寸鉄」の文字も大きくなり、好評です。また、テレビ・ラジオ欄が9面から11面に移動したことで、「紙面をめくるのが楽になりました」との感想を語る方もいました。

 原田 先生は「仏法上、聖教の使命はあまりにも深く、重い」と言われ、「立正安国と世界広布の大言論城」である聖教が、「永久に師弟共戦の師子吼」を放ちゆくことを信じてくださっています。勇気と希望を届ける“人間の機関紙”聖教を、日本中、世界中に、さらに広げていきたい。

 長谷川 今、「励まし週間」の真っただ中です。間もなく始まる座談会の充実のポイントの一つは、参加者が広宣拡大の息吹にあふれていることです。

 原田 そのためにもリーダーは、“励まし”に歩く中で、自分自身の目標を語り、お互いに決意を深め合うようにしていきたい。

 永石 聖教を読めば、学会への理解が進み、広布も前進します。8月23日付の「随筆」で、107歳の“広布の母”が紹介されていますが、この方は85歳を過ぎた頃から今日まで毎月、聖教の購読推進を続けています。「学会、先生のことを知ってもらうには、聖教新聞が一番」と朗らかに語る、広布一筋の人生に深く感動しました。

 原田 工夫をこらした取り組みをしている地域も多く、“たとえ断られても、聖教の話をする中で、深い対話をすることができる”と勇んで挑戦しています。

 長谷川 上半期、私たちは全国に、地元に、大きく仏縁を広げてきました。その絆をより強く結ぶ“武器”こそが聖教です。

 原田 聖教を通じて、世界に広がる学会の今を知り、信心の素晴らしさ、師弟の崇高さを感じられます。さあ、自分史上最高の聖教拡大へ、今日も勇んで対話に打って出ましょう。

「心の財」送る人に

 永石 9月15日は「ドクター部の日」です。淵源となった、1975年同日の第3回ドクター部総会の模様などが、小説『新・人間革命』第22巻「命宝」の章に記されています。

 石川 席上、先生は、医術に優れた四条金吾に与えられた御聖訓、「蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり」「心の財をつませ給うべし」(御書1173ページ)を拝して、重要な指針を語られます。

 酒井 私たちドクター部が命に刻む指導です。「人間の本当の幸福は、蔵や身の財によって決まるのではない。心の豊かさ、強さによって決まるのだ。どんな逆境にあろうが、常に心が希望と勇気に燃え、挑戦の気概が脈打っているならば、その生命には、歓喜と躍動と充実がある。そこに幸福の実像がある」と。

 石川 希望、勇気、挑戦、歓喜、躍動、充実、幸福――ドクター部は最善の治療とともに、患者に、この「心の財」を送りゆく存在であってもらいたいと、先生は常々言われます。

 酒井 そのためにも、ドクター部の一人一人が広布の最前線を走り抜くことが重要です。それでこそ、自身の心の財も磨かれます。

 石川 その意味で年々、多くのメンバーが誕生している、青年ドクター部員には目を見張ります。多忙な仕事の中、広布の最前線で躍動しているのです。

 酒井 最近、ドクター部員から初めて、国立大学病院の病院長も誕生しました。海外で活躍するメンバーもおり、ますます社会で輝く存在となっています。

 原田 「慈悲の医療の体現者」「戦う正義の師子」「社会・地域の信頼の灯台」――この使命を胸に、これからもドクター部が師弟直結で前進できるよう応援しています。

「規則正しい生活」

 酒井 健康を守るために大切なことは何か。先生はいつも、食事・睡眠・運動など規則正しい生活を送ることであり、楽観的な考え方を持つことであり、献身の行動を貫くことであると言われます。

 石川 これは普段の学会の活動の中でも、何度も強調されている点ですね。

 酒井 また、「がん検診」をはじめ、「健康診断」を必ず受診することも重要だと思います。

 永石 生活習慣病の検診などは、補助をしてくれる自治体も多くありますね。

 長谷川 忙しい日々でしょうが、たとえば、“自分の誕生月に毎年行く”など検診を習慣化し、大切な生命を守っていきたい。

 石川 秋に向かい、一日の中でも気温差があるため、自律神経が乱れがちになります。たとえば、入浴については、ぬるめのお湯にゆっくりと漬かることで、自律神経が整えられます。また、日中と夜の温度差に備え、上着を1枚持ち歩くことも大切です。

 原田 皆で声を掛け合い、健康第一で充実した日々を送っていきましょう。