〈座談会 栄光の峰をめざして〉66 誉れの「11・18」へ師弟勝利の暁鐘を! 限界を破るのは気迫と執念 2017年10月19日

〈座談会 栄光の峰をめざして〉66 誉れの「11・18」へ師弟勝利の暁鐘を! 限界を破るのは気迫と執念 2017年10月19日

「大衆とともに」を貫く公明党
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
竹岡青年部長
志賀男子部長
伊藤女子部長
わが地域から「立正安国」を決する歴史的な大攻勢を!(左上から時計回りに、東北・福島、関東・茨城、九州・福岡、関西・大阪の集い)

 原田 栄光の「11・18」を断じて勝ち飾ろうと、全国の同志が猛然と対話拡大に走ってくださっています。先日、伺った北海道では、何としても勝利をと、各部が心一つに団結し、逆境をはね返す戦いを繰り広げています。
 
 永石 神奈川でも、共戦の連帯固く、苦境を勝ち越えるため、全魂込めて正義の拡大に奔走しています。
 
 長谷川 各人の眼前の戦いの勝利こそが、広宣流布と立正安国の万年の大道を開くことにつながります。
 
 原田 かつて池田先生は「ひとたび戦いを起こしたならば、断じて勝たねばならない。勝って、広宣流布の偉大な歴史を残すことだ」と呼び掛けられました。そして、「信心しきった者は、最後は必ず勝利する」と指導されました。
 
 長谷川 「鎌倉より京へは十二日の道なり、それを十一日余り歩をはこびて今一日に成りて歩をさしをきては何として都の月をば詠め候べき」(御書1440ページ)――幾度も拝してきた御金言です。「これからが、一番大切な時」と心を定めて進んでまいりたい。
 
 永石 後から、「もっと真剣にやっていればよかった」と思うような悔いだけは絶対に残してはなりません。「これほど祈り、語ったことはない」と最後まで強盛な祈りで限界突破の拡大に挑んでいきましょう。
 
 竹岡 御聖訓には「権門をかっぱと破りかしこへ・おしかけ・ここへ・おしよせ」(同502ページ)と仰せです。日蓮大聖人は末法万年の民衆救済へ、徹底した「折伏精神」「破折精神」で歩きに歩き、語りに語り、正義の対話闘争に生涯をささげられたのです。
 
 志賀 民衆の幸福を目指す創価の対話運動もまた、臆さず威風堂々と真実を語り切ることが重要です。
 
 長谷川 勝敗を分かつのは「執念の差」であり「勢いの差」です。どちらが真剣か。気取りや見栄などかなぐり捨て、「最後の一日」「最後の5分」まで、戦い続けた方が勝ちます。
 
 原田 私たちには絶対勝利の信心があります。「断じて勝つ」と決め、「もう一歩!」「あと一押し!」との気迫で攻め抜いてまいりたい。一人一人が決勝点まで全速力で走り切り、師弟勝利の暁鐘を打ち鳴らしていこうではありませんか!

「安心と安定」こそ

 伊藤 いよいよ衆院選の投票日(10月22日)まで、あと3日。日本の未来を決める重要な選挙です。まだ支持を決めていない人が約4割で、情勢の変化もあり得ると報じられています。
 
 竹岡 自公政権による政治の「安定」か。野党による政治の「混乱」か。そして、少子高齢化北朝鮮の脅威など、課題山積の中、国民に「安心」をもたらすのは、どの政党か。この点が問われる「安心選択選挙」といえます。
 
 伊藤 中でも、公明党は「三つの安心」を掲げていますね。
 
 永石 ①将来の子育てや社会保障の安心②緊迫化する北朝鮮問題に対し、各国と手を携えて解決できる安心③連立政権公明党がいることで庶民目線の政治が進む安心、です。日本にとって不可欠な「安心と安定」の要こそ、公明党です。
 
 竹岡 一方で、野党の多くは、旧・民主党出身者。2009年から3年間、民主党政権は失政を続け、日本の経済・外交を悲惨な結果に導きました。「不安と混乱」を生み、多くの国民に政治への不信をもたらしました。
 
 志賀 特に立憲民主党はあの“悪夢”と呼ばれた時代に政権の中枢を担った閣僚たちが顔を並べています。
 
 竹岡 東日本大震災当時の首相と官房長官が、最高顧問と代表に就いているのが、今の立憲民主党です。当時の政権の震災対応は「遅い、鈍い、心がない」と被災地で大ひんしゅくを買いました。特に原発事故は「人災」とも言われました。
 
 志賀 東北の方が心底怒っていました。「立憲民主党は“東日本大震災が原点”“まっとうな暮らしを取り戻す”と言っているが被災地から“まっとうな暮らし”を奪ったのが、当時の民主党政権ではないか」と。
 
 伊藤 翻って、公明党は当時、野党でしたが、被災者の方々や被災自治体の首長、多くの識者から、「公明党は、地方議員から国会議員まで一体となって、現場の声を受け止め、政府を動かした。これはすごいこと」「もし公明党がいなかったら復興はもっと遅れた」等の声が相次ぎました。
 
 竹岡 立憲民主党は今、“筋を通す。理念や政策は曲げられない”等と言っていますが、民主党時代に政権を取っても、約束した政策をほとんど実現できず、国民を失望させました。
 
 志賀 民主党から民進党へ変わり、さらに希望の党へ移ろうとして拒否され、選挙のために寄り集まったに過ぎません。短期間に度々、“筋を曲げてきた”選挙互助会です。
 
 竹岡 立憲民主党は“違憲自衛隊は解散”“日米同盟の破棄”と訴える共産党選挙協力も進めている。北朝鮮の脅威から日本の安全をどうやって守るのか。極めて無責任といえます。
 
 伊藤 見た目や、聞こえのいい言葉にだまされず、どの政党が、現実に国民のために働いているかを見極めることが大切ですね。
 
 永石 公明党には、他党にない、地域に深く根ざした全国3000人の議員の「草の根のネットワーク力」があります。震災の時も、立党精神を胸に、一人一人の「声なき声」を聞き、政策として実現してきました。
 
 長谷川 政治評論家の森田実氏も語っていました。「見えざるところに手を伸ばし、現場主義で隅々まで光を当てる。『大衆とともに』という立党精神に根ざし、苦しんでいる大衆と一緒に歩んでいく。『共生』『共苦』『共栄』の思想を根本に置く議員集団・公明党は日本の宝なのです」
 
 原田 「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」――不変の立党精神は、半世紀を超えた今も、光彩を放っています。公明党衆院選を断じて勝ち越え、日本の未来を開いてもらいたい。