〈座談会 栄光の峰をめざして〉68 「新・人間革命」第29巻が発刊へ―― 師と共に使命の道をさらに 2017年10月30日

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会場提供をはじめ陰の功労の友に感謝
〈出席者〉
原田会長
原田光治 本社代表理事
永石婦人部長
竹岡青年部長
伊藤女子部長
座談会をはじめ、各種会合で、会場を提供してくださる友に心から感謝。こうした陰で広布を支えてくださっている方々の存在があってこそ、創価の前進がある(9月、大阪市内で)

 原田 池田先生は、先日の各部代表者会議へのメッセージの冒頭、全同志、なかんずく、激動のこの時も、たゆまず光を放ち続けてくれている、太陽の婦人部の皆さんへの心からの感謝を示され、「皆で大拍手を送ろう!」と呼び掛けられました。あらためまして、婦人部の皆さん、いつも本当にありがとうございます!(一同、大拍手)

 永石 先生の真心の励ましが、心に深く染み入ってきます。婦人部は、どこまでも、師弟直結で前進してまいります。

 伊藤 大変うれしいことに、11月16日には、小説『新・人間革命』第29巻が発売となります。

 原田 小説『新・人間革命』は、創価学会の“精神の正史”です。ここに、師弟の魂、信心の姿勢、学会の歴史など、学ぶべきことが収められています。いわば、私たちの“信心の教科書”といえます。

 原田(光) 先生は、今も聖教新聞に小説の連載を続けてくださっています。第30巻の第4章「暁鐘」の章です。日々、感謝の思いでいっぱいです。

 竹岡 この時に、聖教新聞を通して、先生のお心に触れ、広布に生き抜くことができる私たちの使命と福運は、計り知れません。

 永石 毎日の連載を切り抜き、「掲載の日付」とともに、ノートに貼り付け、“師弟の日記帳”を綴られている方もおられます。

 竹岡 先生は、先の代表者会議のメッセージの結びで、「札幌大会」「夕張大会」「東京大会」「大阪大会」などの60年前の大闘争の中、戸田先生から、眼前の勝敗を超え、「また戦うんだ。どこまでも戦うんだ」と、厳愛の叱咤を受けた事実を紹介されました。
 そして、“今も私の生命に轟くこの師子吼をわが弟子に贈りたい”と言われたのです。私たち青年部は、この言葉を深く受け止め、新たな戦いの先頭を走っていく決意です。

近隣配慮の心掛け

 原田(光) 広布の闘争には、第一線で奮闘する数多くの同志がいます。そして、光が当たらなくとも、黙々と使命の道を貫いてくださっている友もいます。

 永石 まずは、嵐のように多忙な日々の中も、聖教新聞を配達してくださっている「無冠の友」の皆さま! 本当にありがとうございます。皆さんあってこそ、私たちは、希望と勇気の根源である聖教新聞を読むことができ、先生と“対話”することができます。

 原田(光) 私からも重ねて、御礼申し上げます。特に、この10月は、雨も多く、急激な冷え込みもありました。また、台風の影響で、配達ができなかったり、大幅に遅れたりすることもあり、ご苦労を、お掛けします。配達に際しては、くれぐれも無理をすることなく、「無事故」最優先で、お願いいたします。

 原田 また、会場提供の方々にも、心から感謝を申し上げます。自宅を会場に提供する苦労が、いかばかりか。先生は、ご自身が会場を提供されてきた苦労を振り返りながら、「最高に尊い仏法の会座を支える功徳は、三世に輝き、無量無辺である。『冥の照覧』を深く強く確信していただきたい」と語られています。

 伊藤 小説『新・人間革命』第30巻「雌伏」の章には、長野県佐久市の個人会館の提供者宅へ、池田先生が訪問された様子が綴られています。

 原田 先生は、その功労に深く感謝され、一家を温かく包むように励まされながら、心すべき大切な点を話されます。「大変でしょうが、周囲のお宅には足しげくあいさつに伺い、『何かあったら、すぐにおっしゃってください』と、意思の疎通を図っていくことが大切です。近隣の方々が、快く協力し、応援してくださるようになれば、それ自体が広宣流布の姿なんです。個人会場は、広布の民衆城です。そこに、堅固な信頼の石垣を築くことが、学会を盤石にしていくことにつながります」と。

 原田(光) もちろん、この指針は、会場提供者だけでなく、会合の中心者をはじめ、使わせていただく私たち一人一人が、常に心すべきことですね。

 永石 具体的には、「使用時間の厳守」「清掃と整理整頓」「節電・節水」など、ルールを順守していくことが大切ですね。

 竹岡 さらに、近隣への配慮として、外では禁煙、また私語を慎み、駐車・駐輪などでも、絶対に迷惑をかけてはいけません。

 原田 会場提供の皆さんからは、「わが家に集う同志の方々の笑顔を見るのが、何よりの喜び」との言葉をいただきます。ゆえに、使わせていただく私たち一人一人が、その言葉に甘えることなく、気を引き締め、誠実な行動で感謝を表し、地域の“民衆城”を守り抜いていきたい。

「10帰運動」の励行

 原田(光) 一日一日、日没の時間が早くなっています。無事故のために、車を運転される方は、早めのライトの点灯を、お願いします。自転車も同様です。

 原田 特に女子部の皆さんは、午後10時までに帰宅する「10帰運動」を励行していただきたい。いまだに物騒な事件が相次いでいます。女子部の皆さんが、事故に巻き込まれることのないよう、皆で声を掛け合ってまいりたい。

 伊藤 ありがとうございます。女子部の大切な使命を果たすためにも、「10帰」の励行へ、皆で知恵を出し合い、価値的な活動を実践していきます。

 原田 ともかくも、リーダーは、これまで以上に、会場提供者や、無冠の友をはじめ、全ての学会員の皆さんの幸福と勝利、そして無事故を祈り、真心と大誠実で、感謝の言葉を伝えていきましょう。