〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉73 結成45周年の勝利島部 仲良く常識豊かに信頼の大樹と輝く 2019年10月3日

〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉73 結成45周年の勝利島部 仲良く常識豊かに信頼の大樹と輝く 2019年10月3日

5・6日キッズフェスタを楽しく
〈出席者〉
原田会長
永石婦人部長
島瀬勝利島部長
志賀青年部長
大串女子部長
離島にあって着実に周囲の信頼を勝ち取り、広布の道を開いてきた勝利島部の皆さまこそ、真正の勇者であり、創価の大英雄(東京の父島)

 永石 大変うれしいことに、池田先生・奥さまが、東京・信濃町に竣工した「創価学会 世界聖教会館」を初訪問してくださいました(9月28日)。聖教拡大に全力で取り組む全国の同志にとって、これ以上の喜びはありません。

 原田 今回、インド、タイを訪問いたしましたが、世界広布の勢いがさらに増していることを実感しています。こうした中での世界聖教会館の竣工です。今日まで広宣流布の地平を開いてくださった先生への感謝は尽きません。

 志賀 今、「セイキョウオンライン」は世界中からアクセスされています。私もインド訪問の折、毎日見ていました。
 大串 私もです。聖教新聞を通じ、あらためて、世界同時に広布が進行していることを感じました。

 原田 聖教は「人間主義の理念に基づき、生命尊厳と恒久平和を目指す新聞」であり、「人々に希望と勇気を与える新聞として日々、発展されて」いると評するのは、韓国・ソウル大学の金鍾瑞元副総長です。希望と勇気を届ける聖教新聞を、聖教職員や私たちリーダーが先頭に立って、さらに拡大していきたい。

創価の旗”を掲げ

 大串 10月7日が「部の日」である勝利島部は本年、結成45周年の佳節を迎えましたね。

 島瀬 結成の直後、先生は、村八分などの迫害を受けながら、苦労し抜いて、広布に励んでこられた離島の同志に対し、「全員が、まぎれもなく、日蓮大聖人の本眷属たる地涌の菩薩です。奇しき縁のもとに、それぞれの島に出現し、大聖人の命を受け、広宣流布の戦いを起こされた方々です」と抱きかかえるように、励ましを送られます。

 原田 離島の同志が、どれほど尊き使命を自覚し、奮い立ったことか。さらに先生は、「島のことは、皆さんにお願いするしかありません。皆さんが動いた分だけ、語り合った分だけ、広宣流布の前進があります」と語られます。その後すぐに先生は、沖縄の石垣島宮古島へと足を運ばれ、島の広布の基盤を築くために奔走されます。

 島瀬 以来45年。勝利島部の友は「島の人びとは、すべて自分が守るのだという思いで、仲良く、常識豊かに、大きな心で進んでいってください。信頼の大樹となって、全島民を包んでいただきたいんです」との指針を胸に、池田先生直結で、広布に一人立ち、歴史を切り開いてきました。

 原田 そして今、勝利島部の友は、島の“なくてはならない存在”と輝いています。本年の上半期の拡大の戦いでも、勝利島部の皆さんは、全国模範の拡大の実証を見事に示してくださいました。

 永石 聖教の拡大も同様です。全ての新聞の中で、記念期間は特に、聖教新聞の購読者が一番多くなる島や、大勢の未入会の友人が“永久購読”をされている島のことも聞きます。

 島瀬 勝利島部の島の6割が、1島もしくは、いくつかの島でブロックを構成しています。中には、たった一人で、“創価の旗”を掲げ、広布に走ってくださっている方もいます。本当に頭が下がります。

 永石 そうした島々に、本島から励ましに通うリーダーもいます。たとえば、3日に1便しか船が出ない地域へも、足しげく島に通うリーダーの存在を伺い、感動しています。

 原田 島は台風の影響を受けやすく、特に今年は大きな被害がありました。それでも、勝利島部の皆さんは、「わざはひも転じて幸となるべし、あひかまへて御信心を出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき」(御書1124ページ)との御聖訓を確信し、立ち上がっておられます。勝利島部の皆さんの幸福と勝利を心から祈念しています。

 島瀬 ありがとうございます。先生は小説『新・人間革命』第28巻「勝利島」の章で、「皆が奮い立つ時、新しい前進が始まる。皆が心を合わせる時、新時代が開かれる」とつづられました。それぞれの島が、“勝利の島”と輝けるよう、さらに強盛に題目の師子吼を響かせ、新たな決意で新時代を開いてまいります。

「励まし」に徹する

 原田 間もなく「励まし週間」です。リーダーによる「訪問・激励」は、学会の基本の活動です。当然、日常的に実践していることではありますが、あえて「週間」を設けることで、より一層、意識を高くして取り組んでまいりたい。

 永石 訪問した折には、じっくりと話に耳を傾け、一緒に勤行・唱題に励むなど、一人でも多くの方が信心の決意に立つことができるよう、皆で力を尽くしていきたいと思います。

 志賀 そうした中、今月の5・6日には、全国の会館で「SOKAキッズフェスタ」が放映されます(会場と時間は各県・区で決定)。

 大串 キッズフェスタは、未就学児から小学校低学年までの児童とその家族が一緒に会館に集い、歌や体操、読み聞かせなどを楽しむためのイベントです。

 志賀 今回は、“体操のお兄さん”が登場し、親子で一緒に楽しい体操を行います。どうぞ中継の会場には、親子共々、動きやすい服装でお越しください。

 原田 父親の育児参加も進む中、会館で親子一緒に楽しい思い出を刻むことは、後継者育成の観点からも重要です。

 志賀 未入会のご家族も参加しやすい内容となっていますので、多くの方をお誘い合わせの上、当日、会館でお楽しみいただければと思います。